ついに! ついに校了です!
あ、「校了」というのは、原稿の修正が完了ってことで、これ以降は、印刷に回って、いよいよ本になるってことです。
んーと、ざっくり、本の出版の流れを説明しておくと・・・
・出版社から依頼
まずは、出版社さんから「本、出しませんか?」って依頼があります
・打ち合わせ
本のテーマや、読者像、スケジュールなどの打ち合わせをします。ここでOKなら次の段階へ
・大枠(目次の案)などの決定
大枠の目次や、どんなことを書いていくのか、分量などを話し合いながら決めていきます。ここがブレてしまうと、原稿書いてから修正になると大変なので、しっかりと決めます。
書き手からすれば、だいたいのイメージが出来上がってないと、スケジュールが厳しくなるかも・・・。
・原稿執筆
ここは、ひたすら目次に沿って書いていきます。今回のNFTのようなテーマは、時々刻々と変化していくので最新のニュースをチェックしながら書いていくので、ネタには困らないのですが変化が激しいので書いている途中で、何度も書き直すことに。
・修正依頼や追加依頼などのやりとり
原稿を書いたら、出版社に送ります。出版社の意向とズレがないか、読者層にマッチしているかなどチェックが入ります。その結果をやりとりして、原稿の追加や修正などを行います。
・ゲラ
原稿から印刷したときの状態にしたものをゲラと呼びます。版組ともいいますが、これは、活版印刷の名残で、鉛でできた活版を集めて1ページに組み立てるので、「版組」と言います。
その名残で、ワードやテキストで書いた原稿から、印刷したときの状態に変換して版組し、ゲラが出来上がります。
ここまでくると、だんだん、本に近づいているなぁって感覚になりますよ。
・校正でやりとり
ここからは、内容よりも、文章の「てにをは」や漢字の間違い、数字の間違いなどの細かなチェックに入ります。
自分でもかなりチェックしたと思っていても、プロの校正にはかないません。ゲラに、赤がいっぱい入って戻ってくるので、最初は、『うげっ・・』ってなりますが、
・校了
修正完了の状態です。これ以降は、印刷されるので、修正がききません。校了になると、ホッとするのもあり、見落としがないかなってドキドキすのもありですねw
・発売
いよいよ発売です!! 書店に並ぶのはもちろん、楽天BooksやAmazonなどでも販売が始まります。近所の書店で、見かけたら、ドキドキしますよw 特に、手に取ってるお客さんを見かけたら、恥ずかしいやら嬉しいやら、「あ、それ、私が書いたんですよー」って言いたくなるwww