世界で28億人以上が使っているFacebook。そのFacebook社が社名を変更するという噂が出てきています。
https://www.theverge.com/2021/10/19/22735612/facebook-change-company-name-metaverse
Facebook is planning to rebrand the company with a new name
Facebook is planning to change its company name next week to reflect its focus on building the metaverse, according to a source with direct knowledge of the matter.
テキトー訳をすると
Facebookは社名を新しくする計画があるでー!
事情通によると、Facebook社は、メタバース事業に注力するためにも、来週、社名を変更するらしい。
Facebookといえば、Ray-Banと組んでスマートグラスを開発し、299ドルという低価格で販売を始めています。今はカメラやマイクがついたデバイスにすぎないのですが、将来はARを応用したスマートグラスにする予定。
メタバース(仮想空間)のサービスとしては、テレワークで利用できるバーチャルオフィスのInfinite Officeを発表しています。
また、Facebookの傘下にあるInstagramはNFT機能を搭載するという話もあり、これらの点をつないでいくと本気でメタバースを構築しようとしているのが分かります。
つまりは、コンピュータの中にあるデータで作られた仮想世界と、私たちの生活する物理世界とを、VRやARを使って行き来できる、あるいは、それらを重ね合わせて利用できる世界を作ろうとしています。
そのような世界の中ではデジタルデータがメインになるので、デジタルでの所有権というものをどのように示すかが、社会的な課題になるのは時間の問題でしょう。
まさに、その解決策の一つがNFTになります。
NFTによってブロックチェーンに情報が刻み込まれ、そのデジタルデータが誰のものなのかがはっきりします。現実世界で言えば、不動産の登記簿のような扱いになるわけです。
『だれにでもわかるNFTの解説書』の5章では、2007年ごろに広まったセカンドライフと対比して5年先のメタバースについてNFTの役割を説明していますが、今朝、Facbookが本気でメタバースに取り組むのを見ると、5年もかからずに本に書いたような未来が来そうです!